感動!「喜ばれる人になりなさい」(著者:永松茂久)ビジネス本なのに泣ける本

「人は話し方が9割」の本を書いたことで有名な永松茂久さんの「喜ばれる人になりなさい」を読みました。

印象的な言葉

  • おかげさま
  • 喜ばれる人から順に成功する
  • 本は100%読者のためにある

この本は永松茂久さんとお母さんのドキュメンタリー小説で、素晴らしいお母さんの姿勢や言葉が印象的でした。

 

おかげさま

お母さんの言葉で印象的なのは「おかげさま」っていう神様がいるってことです。

身の回りで使っているもの、身につけているものすべて誰かのおかげさまがあって生活ができている。だから、そのおかげさまにいつも感謝しなくちゃいけない。

今の時代は情報や物が溢れており、身の回りのものが当たり前になっているからこそ、おかげさまっていう感覚をみんなが忘れているような気がしてます。

 

喜ばれる人から順に成功する

永松茂久さんが息子に勉強を厳しく教えていたときにお母さんが言った言葉だそうです。

勉強も素晴らしいことだが、向き不向きもある。その子その子の人に喜ばれるような長所を伸ばすことが大事。ぼく自身も子育てをしている身で、この言葉はすごく響きました。

 

本は100%読者のためにある

ついつい自分の熱が入ってしまい、相手よりも自分本位になってしまうことがあります。でも、自分がしたいことが必ずしも相手の求めているものとは限りません。本は100%読者のためにあると言う言葉には、ビジネスにおいて忘れてはいけないことのように思いました。

 

この他にも印象的な言葉がたくさんありました。そんな学びだけでなく、永松茂久さんと家族の絆や、周りの人との信頼関係、そして何よりお母さんとの感動のストーリーがあります。

ビジネス本とも、小説とも言えるこの本は多くの方に読んでほしい一冊です。