日本の未来?「カエルの楽園」(著者:百田尚樹)を読みました!

 

 

「カエルの楽園」(著者:百田尚樹)を読みました。

 日本の情勢をカエルの世界に見立てたであろう寓話です。

 平和を守るために、三戎である「カエルを信じろ、カエルと争うな、争うための力を持つな」を従順に守り、結果的に平和を脅かされていく様は、まさに日本の行末を暗示しているかのようなもので今後の日本について考えさせられました。

 私達がいかにメディアの情報に踊らされているか、周りの意見に同調する、または同調せざる負えない状況にいるのか。身近な環境でも感じる状況に日本の根付いた体質があるように思えてなりません。

 この小説にはそういった日本の体質に一石を投じるために書かれたのではないでしょうか。

 少なくとも私自身は、今後の日本について考えを改めるきっかけとなりました。

 寓話としても面白く、サクサク読み進められるので読書に慣れていない方でもオススメです。