「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を読みました。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を読みました。

 

 著者の森岡毅さんのマーケティング論が分かりやすく学べる点、USJのエンターテイメントの取り組み、そして森岡さんの情熱がひしひしと伝わる一冊です。

 

 子どもがUSJに行きたいと行っていたこともあり、行く前に一読しようと思い読ませていただきましたが、俄然行きたくなりました(笑)

 人々を楽しませるために文字通り必死で情熱を注いで作り上げてくれているエンターテインメントをこれは絶対に体験しなくてはならないと思いました。

 子どもには行くからには、絶対に思い出に残るものにしたいし、USJはそれを叶えてくれる場所だとこの本を読んで確信しました。

 今年は絶対にUSJに行きます!

「夢をかなえるゾウ0」を読みました。

 

「夢をかなえるゾウ0」を読みました。

 

 夢ゾウシリーズで、今回は夢の見つけ方について書かれております。

 夢を見つけては挫折して、また新しいことを見つけては挫折して…自信を無くす度に夢なんて見ないほうがよいと思った時期があります。

 でも、それは将来いつか叶える夢へのフリである。自分の夢は痛みの中で、同じ痛みの人を救ってあげたい思いが夢を作りあげてくれる。

 今の辛い思いは、夢を見つけるための過程、夢を叶えるための過程、今この経験を通して成長しているんだと思えます。

 この本は、そのことに気付かせてくれる一冊です。

 夢がないと言う方はぜひ見てほしいです。

「道をひらく」を読みました。

 

「道をひらく」を読みました。

 

 パナソニック創業者である松下幸之助さんのエッセイ集で、松下幸之助さんの人柄や仕事に向かう姿勢、日本への思いなどが感じられる一冊です。

 

 仕事に意義を感じられない人、ビジネスマン、目標がない人などはオススメです。

 力強い言葉の数々は定期的に読み返すことで、仕事への意義を感じることができ取り組む姿勢が変わって行くのではないでしょうか。

 

 私が生まれる前(1968年)に発刊されたもので、今なお読まれる一冊で、今の世にも絶対に必要な考え方が詰まってます。

 

「僕にはイラつく理由がある」を読みました。

 

「僕にはイラつく理由がある」を読みました。

 

ADHDの子とどう接していくべきかを学べる本です。家の子はADHDではないですが、グレーゾーンなのかもと思い、子育ての一助になればと読みました。

 

 家の子で言えば、「忘れ物が多い」、「人の気持ちがわからない」、「整理整頓ができない」が当てはまっていました。

 

 今回は自分なりに上記3点をまとめます。

 

 まず、「忘れ物が多い」理由は多くの情報を記憶に留めておくことが苦手なためです。

 忘れ物をしないために有効な方法としては、単語のメモを書いて渡しておくこと。

 口であれをしなさいこれをしなさいと言っても、記憶に留めるのはまず無理なのでメモを見て一つ一つこなしてもらうほうが、子どもも達成感を味わえます。

 私自身は忘れ物が多い息子に対して怒ってばかりでしたが、今後はやってほしいことはメモで書き、渡すようにしたいと反省しました。

 

 次に「人の気持ちがわからない」ことについて、気持ちは目に見えないため子どもには実感しにくいみたいです。

 気持ちを理解するために有効なものが映画やドラマです。映画やドラマは人の表情や動き、言い方などでどういった感情なのかを想像することができます。子どもといっしょに見て、子どもの質問にはなるべく答えるようにすれば、少しづつ気持ちを理解できるようになるかもしれません。

 

 最後に「整理整頓ができない」です。これは単純に片付ける必要性を子どもが感じてないからです。また、お気に入りのものは目に届くところに置いておきたいものですし、どうせすぐ使うのだからと周りが物だらけになってしまいます。

 この解決策として、物の定位置をあらかじめ決める、片付けないといけない理由を伝えることが必要です。

 毎日ある宿題と連絡帳を出すボックスを作り、そこに出す習慣を身につけたり、ご飯前にテーブルが散らかっていたら、ご飯が食べるから片付けてと必ず理由を言うようにします。

このときに大事なのが大人が変に手を出さないこと。自分自身で気づくことが大事なので長い目で見て多少のことは目を瞑りましょう。

 

 この本を読んで思ったことは自分にもすごく当てはまるなってことです(笑)

 自分は人と感じ方が違うなとか思うこともありましたが、そうかADHDなのかもと気づいたことで少し楽になりました。

 子どもにも人と違うことが悪いことではなくて、人と違う理由に気づいて工夫することが大事なことを伝えたいです。

 これからは子どもに対して、できなくて起こるのではなく、できない理由を一緒に探してあげて、一緒に工夫していき、社会で困らないように長い目で成長させてあげたいです。

「原稿用紙10枚を書く力」を読みました。

 

「原稿用紙10枚を書く力」を読みました。

 

 著者はこの本の中で「書くことはスポーツだ」と述べられており、当然一長一短に身につくものではありませんが、トレーニングを積むことによって書く力が身についていきます。

 ただし、スポーツをしたことがある方なら分かると思いますが、がむしゃらにすればいいというものではありません。正しいトレーニングを積むことによってその力を伸ばすことができます。

 

 「書く力」とは構築力であると述べられており、私が印象に残ったのは関連のない三つのキーコンセプトを選び、それを文章として繋ぎ合わせることです。自分自身が三つ選び、それを繋ぎ合わせることでオリジナリティが出てくるので、この方法は実践していきたいと思いました。

 

 そして、「文体」を身につけるために、書くうえで自分の立ち位置を決めること。目下の人を教えるように書くのか、先生に向けて謙って書くのか、自分が書きやすい立ち位置を見つけることでオリジナリティが出てくるので、自分が新聞記者などいろいろな人になったつもりでいろんな文章を書き、自分にあったスタイルを見つけることが大事だそうです。

 

 取り組みやすいトレーニングとして、日記・映画の感想・本の感想の3点をトレーニングとして取り入れて行きたいです。書く力は、自分を見つめるキッカケにもなりますし、考えて書くことで自分がどう感じていたのか改めて気づくことで自己肯定感も高まります。

 

 トレーニングを実践しつつ、この本を何度か読み返していきたいです。

「悪魔の傾聴」を読みました。

 

「悪魔の傾聴」を読みました。

 

 本書はノンフィクションライターが書く本音を聞くための技術が詰まっています。本音を聞くための技術を数多く紹介しており、最後には本書の技術をまとめて掲載されているので、自分が実践しやすい技術から始めてみるといいと思います。

 

 また、本音を聞く中で想像し得ない壮絶な話を聞くことにもあり、聞き手の受容量が耐えられないこともあるそうです。この受容量については数多くの経験を積むことで受容量を増やしていくしかないそうです。人は感情で動く生き物なので、壮絶な過去を聞くことで自分自身も同じ気持ちになり私生活にも影響が出る可能性もあるので、まずは少しずつ自分の受容量を知り、増やしていくことも大切なのかもしれません。

 

 そして、前提として、本書は人間関係の構築のためのものではないということに注意が必要です。もちろん友人、家族に使えるような応用できる技術もありますが、あくまで筆者は若いライターや編集者へ技術を伝えたいとの思いから本書を書かれています。誰彼構わず、この悪魔の傾聴を使うことは筆者も願ってはないと思います。私自身はライターでも、編集者でもないですが、この悪魔の傾聴で学んだことは人を選び実践して行きたいです。

「BRAIN 一流の頭脳」を読みました。

「BRAIN 一流の頭脳」を読みました。

 

著者アンダース・ハンセン氏の本は「スマホ脳」も読みましたが、精神科医の視点や脳科学的視点、歴史的視点などを分かりやすく記されておりすごく面白かったです。

 

今回の本はいかに運動が脳にいい影響を与えるかが本書の伝えたいことだとは思います。端的にいえば、毎日30分から40分ほどの有酸素運動をすれば認知機能にもストレス耐性にもいいですよーということですが、その根拠をいろいろな視点で書かれているので、この本を読むことで運動に関するモチベーションが上がることは間違いないです。

 

僕も本を読んでいるときに集中できないときは少し散歩を挟むだけで、集中して本を読むことができるようになりました。

 

集中力が続かない方や運動へのモチベーションを上げたい方などはぜひ読んでいただきたい一冊です。