「目的ドリブンの思考法」(著者:望月安迪)を読みました。

「目的ドリブンの思考法」を読みました。

 

仕事をこなす上で、まず目的を意識する必要性を考えさせられる一冊です。

仕事をする上で、単純に目の前の仕事をこなすことも、色々考えて手が止まるよりは良いと思います。

ですが、この本にはまず目的を意識することにより、今ある仕事が本当に必要な仕事なのか、やらなくて良い仕事・回りくどい仕事をしていないだろうかと気づきになります。

目的をまず意識することで、より質の高い・効率的な仕事に取り組むことができます。

大切なのは、〈目的〉←→〈目標〉←→〈手段〉を意識し、この流れが一貫して流れているか。

ここが途切れることはないので、流れが途切れている場合は今ある仕事を見直していくことが重要となります。

例えば、手段として自分自身で仕事をこなすことも可能ですが、目的が大きければ大きいほど、自分だけで仕事をこなしていくには、時間がいくらあっても足りません。優秀な人は、どんな仕事でもできるので何でもやってしまいがちですが、大きな目的を意識することで、達成するためには仲間との仕事の分担が不可欠なことに気付きます。

僕も昔はこの感覚がなく、一人で仕事を抱えている時期がありました。(自分は優秀な人ではないんですが…。)

 

目的は仕事のことだけ意識する必要はないと思います。

今ある仕事を家族の時間も確保しながら、達成することを目的におけば、仲間との協力して仕事をする重要性に気付くはずです。

 

仕事をする上で目的を失わず、目標を建て、数ある手段から効率的なものを選び実行する。この意識を忘れずにいるだけで、仕事の効率は上がっていくのではないでしょうか。