「自分の中に毒を持て」を読みました。

 

「自分の中に毒を持て」を読みました。

芸術家である岡本太郎さんが書かれた本で、とても強烈な生き様を見せてくれる一冊でした。

この本では、岡本太郎さんの生い立ちや芸術に裏付けのある社会学などの知識などのバックボーンがあることが分かり、ただただ芸術だけを追い求めていたわけではないことが分かります。

そして、岡本太郎さんの思想で今を強烈に生きていくという考え方は、本「嫌われる勇気」でも取り扱われているアドラー心理学の思想と通ずるものがありました。

今に常に光を当てて生きていくこと。とても大事なことですが、いつの間にか忘れてしまっていて、先ばかりを見てしまい、不安や虚無感に襲われることが度々あります。

岡本太郎さんも今に強烈な光を当てながら生きてきたからこそ、ブレない意思のある生き方ができたのではないかと思います。

私も、この今瞬間を強烈に光を当てながら生きて行きたいと思わせてくれる一冊でした。