「私とは何か「個人」から「分人」へ」を読みました。
小説家の方の視点から私個人の理解するのに、分人主義の視点に立って理解を深めていくもので、私的にはとても腑に落ちる理解でした。
私自身、自分とは何なのだろう、どれが本当の自分なのだろうと分からなくなることが多々ありました。
優しい私、怒る私、落ち込んでる私、明るい私…そんないろいろな顔がある私自身を分人として考え、その比率を自分自身でどう構成していくかが大事で、それは株のポートフォリオを形成するのに似ていると感じました。
この本を読むことで、どの自分も受け入れるようになり、悲観的な私が多くの比率を占めてしまっているときは、他の分人に多く時間を投資することができるようになりました。
情報多可なこの時代では、この本の分人主義の考え方は非常に重要な手段の一つだと思うのでぜひ一読してほしいです。